仕事辞めたいと思っているんだけど、親に言えないなー。説得できる気もしないし、どうにか解決できる方法ないかなー。
こんな方に役立つ記事です。
- 仕事辞めたいけど親に言えないなら『親に言わせれば』OK
- 『仕事辞めたら?』と親に言わせる2ステップ
- 親に言わせられる気がしない人は、説得しましょう
どうも、miyanoです。
仕事辞める時って親に言いづらいですよね。
もう社会人なわけですから、自分の人生やキャリアは自分で決めていけばいいんですが、それでも親に言う時には少しためらってしまいます。
僕の家族も割と心配性な人なので、退職したことを言う時には結構気を使いました。
ということで今回は、そんな仕事を辞めたいけど親に言えない人に向けて、同じ境遇だった僕が親を説得できた方法を体験談と共にお伝えしていきたいと思います。
仕事辞めたいけど親に言えないなら『親に言わせれば』OKですよ

仕事を辞めたいけど親に言えないなら、親を説得するのではなく心配させて、「きついなら転職してもいいのよ」と言わせればOKです。
重要なのは、自分から仕事を辞めることを切り出す前に言わせることです。
そうすることで、一貫性の法則が働いて、いざ自分が言い出した時でも親に納得してもらいやすくなります。
一貫性の法則とは:
自らの行動や発言、態度、信念などに対して、一貫させたいという心理のことです。例えば「ダイエットします!」って自分から宣言した場合、途中で「やっぱやめた!」って言いづらいですよね。
先に親に『転職するのもありなのよ』と言わせておけば、その後に自分から退職を切り出した時に
前に自分で『転職してもいい』、と言った手前、転職なんてやめなさいとは言えないよな。。
という心理が働きます。
なので、反対されることもないですね。
これは人を説得するときの心理的なテクニックの一つですが、かなり効果的なのでおすすめですね。
中には、親にそんなテクニックを使うなんて気が引ける、という人もいるかもしれません。
でも、そのままズルズル言い出せないよりはマシだと思いますよ。
『仕事辞めたら?』と親に言わせる2ステップ

ここからは僕が実際に親に言わせた時に使った2ステップを、体験談を交えながら紹介していきますね。
親に言わせる2ステップ
- 実家に帰省する
- 親に疲弊している旨を伝える
①実家に帰省する
まずは実家に帰省して親と話せる機会を作りましょう。
ただし、ここでもできれば親に帰省するように言わせたほうがいいですね。
例えば僕の場合は、あえて僕からの連絡の頻度を落とすことで、親から連絡が来るようにしていました。
そして、『年末くらい家に帰ってこれないの?』と親から連絡が入ったら、『忙しいけど少しなら帰省できそう』という雰囲気で返信しましょう。
年末くらい家に帰ってこれないの?
忙しかったり、体調にもよるけど1泊2日くらいなら帰れそう。また予定決まったら連絡するね。
こんな感じですね。
こうすることで、自分から連絡できない程忙しいし、余裕がないというアピールができます。
②親に疲弊している旨を伝える
実家に帰ったら、親に仕事で疲弊していることを伝えましょう。
具体的には、こんな感じで伝えると効果がありました。
- テンション低い感じにする
- 出張が多い
- 職場の同期が辞めた
- 休みが少ない
- プライベートも余裕がない
特に『辛い』という直接的な言葉を使わずに、相手に『辛そうだな』と思わせると共感度が高まります。
ちなみにこれはブログのライティングテクニックですが、学んでおくと実生活でも役立ちますね。

ただし、あまりにも嘘を並べると罪悪感を感じるかもしれないので、ほどほどにしておきましょう。
親のエゴを刺激するのも効果的です。
あとは、親のエゴを刺激すると効果的です。
よくある親のエゴ
- 海外など、遠くにいると何かあった時に心配
- 結婚したらいずれ地元に戻って欲しい
要するに『子供は近くにおいておきたい』ということですね。
こんなエゴがあるので、『今の仕事ではエゴを満たせそうにないよ』というアピールをすればいいです。
そうすると『今のままじゃ心配⇒転職エージェントとかに相談して他の環境に行くのもありなんじゃない?』と思ってもらいやすくなります。
最終的に『他にも仕事はあるし、転職するのもありなのよ。ハローワークとか行ってみたら?』と言ってもらいやすいですね。
例えば僕の場合は、
- 仕事で海外出張が多いこと
- 現地で10年以上駐在して、海外で子育てしてる人も珍しくない
- 自分もそうなる可能性がある
こんな感じのことを伝えました(全て事実です。)
こんなことを言われては、親としても心配になるわけですよね。
結果的に親には、『地元にも仕事はあるし、求人見て転職も考えてみたら?』と言ってもらうことができました。
(結局地元には帰ってないんですけどね。)
あとは仕事を辞めるだけですね
先に親に言わせてしまえばこっちのものですね。
さっさと転職サイト等で転職活動を進めて、仕事を辞めてしまいましょう。
親には事後報告で適当に理由を説明すれば大丈夫です。
僕なんて転職どころかフリーランスとして会社を辞めて独立しました。
でも、このステップを踏んだおかげて親には受け入れてもらえましたので。
(フリーランスになった過程はプロフィールに詳しく書いてありますので、興味がある方はぜひご覧ください。)

仕事辞めたいけど親に言わせられる気がしない人は、説得しましょう

『この方法で親に言わせられる気がしないなー。』という人は、どうにかして親を説得しましょう。
隠し通そうとしてもいずれはバレるわけですから、時間の問題ですよね。
事前に回答を考えておきましょう
親を確実に説得するには、事前に言われそうな心配事や不安に対する回答を考えておくことが重要です。
面接と同じですね。事前に聞かれそうな質問に対して答えを考えておけば、反対されることもないです。
例えば、ちゃんと転職先が見つかるか心配されそうだったら、先に転職先を決めておいてから報告するといった感じですね。
そうすれば、『ちゃんと決まっているなら安心だわ』と説得できるわけです。
親に心配されそうなことを例として挙げてみました。
親が心配しそうなこと一例
- ちゃんと転職先が見つかるの?
- その会社はちゃんとしたところなの?安定しているの?
- 収入はちゃんとあるの?
- 大企業を辞めるなんてもったいないんじゃないの?
こんな感じでガンガン洗い出していきましょう。
こんなこと聞かれるんかなぁ…?
ってことが案外聞かれたりします。
『もう思いつかない!』と思ってから、もう5個くらい絞り出しましょう。
そしてこれらに対して、
ちゃんと転職先は見つかったの?
うん、○○ってところで働いているよ。
こんな感じでポンポン答えていけばいいですね。
ビジョンやキャリアパスまで語れれば好印象です
親によっては心配性で、とりあえず安心させたとしても、こんなことを考えるかもしれません。
とりあえず転職先が決まっているなら安心だけど、次の会社も続かなかったらどうするんだろう?ちょっと心配。
そういう場合は、転職した後のビジョンやキャリアパスまで語れれば安心してもらえる可能性が上がります。
将来設計がしっかりしている人って案外少ないので、将来のキャリアパスが見えているだけで安心感を与えることができますね。
実際、生命保険文化センターの調査によると、しっかりと『将来設計を立てている』人は全体で38%、20代に限定すると28%しかいないんです。
<引用:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度>
なので、『ちゃんと将来のことも考えてる』ことを伝えられればより好印象ですね。
まとめ:仕事辞めたいけど親に言えないなら『親に言わせれば』OK
本記事のまとめ
- 仕事辞めたいけど親に言えないなら『親に言わせれば』OK
- 『仕事辞めたら?』と親に言わせる2ステップ
- 親に言わせられる気がしない人は、説得しよう
こういったことをお伝えしてきました。
正直、親の顔色を気にして仕事を辞められないのは本末転倒なので、自分の意思はしっかり持って臨みましょう。
『子の幸せ=親の幸せ』です。
あなたが転職して幸せに暮らすことが何よりの親孝行ですので、この記事を参考にぜひ頑張ってみて下さい。
