退職理由として「起業する」と上司に伝えようと思うんだけど、止めておいた方がいいのかなー?
こんな方に役立つ記事です。
- 退職理由”起業”は本当の話でも言わない方がいい件。
- 退職理由をスムーズに切り出すコツ
どうも、miyanoです。
退職したいっ!って思って、いざ退職の意志を上司に伝えようと思うと、どうやって理由を説明したらいいか考えてしまいますよね。
僕は会社を退職して起業しようと思ってるんで、正直に起業して頑張りたいって伝えようと思ってるんですよ!
情熱を持って伝えれば応援してくれますよね?
ちょっと待って、一旦落ち着こう!(笑)。
いくら正直な理由だとしても、起業を理由にすると結構面倒なことになる可能性があるんですよね。
僕も本当の理由は起業でしたが、別の建前を伝えてスムーズに退職の意志を伝えることができました。
ということで今回は、退職理由を起業にして後悔した体験談と、僕が起業に至った体験談についてお伝えしていこうと思います。
結論から言うと、お金をかけてもいいなら『退職代行サービス』を使うのが一番楽です。
これなら上司と一言も話さずに退職できるので、わざわざ退職理由を考える必要もありません。

『まあ、退職代行を使うほどでもないんだけどなー』という方は、このまま読み進めてみてください。
いくら退職したくてもさすがに正直には言えない件。

昔の僕は、仕事に興味が持てなくて、仕事中は心底やる気がなくて、そんな仕事をしなければいけない現実にイライラしながら働いていました。
- 「仕事は見て覚えろ」といって何も教えてくれない上司
- 1週間前に宣告される海外出張
など、理不尽なことも多かったので仕事が本当につまらなく感じていたんですよね。
当時は、自分以外が帰宅して1人ぼっりになった職場で、イライラしてレッドブルの缶をグシャグシャに握りつぶして、ゴミ箱に向かって「バコーン!」と投げ捨てたりしていました笑。
そんな状況だったので、
このまま貴重な20代の時間を使うのももったいないし、嘘ついてでも退職したいでござる。
と常に思っていました。
そんな不満もあって、なんやかんやでプロフィールに書いてあるように、起業して独立できるくらいには収入が得られるようになったんですよ。(興味ある方はプロフィール覗いてみてください)

でもさすがに、
ビジネスで独立しまーす。
みたいな話をするといろいろと説明するのが面倒じゃないですか(笑)。
言い方を間違えると上司の反感を買って面倒なことになりそうですし、最悪の場合退職させてもらえないんじゃないかという不安があったんですよね。
結局僕は、建前の理由で退職することにしたんですが、実際に起業を退職理由にしたらどうなるのか気になりますね。
ということでまずは、起業を退職理由にした人の体験談とともにまとめてみたので、ケーススタディとしてみていきましょう。
“起業”を退職理由にして後悔した体験談まとめ

根掘り葉掘り聞かれて・・・
仕事も不景気で会社がうまくいっておらず、障害福祉関係の起業をしようと思い退職した。
退職するに際して正直に理由を伝えたところ、根掘り葉掘り聞かれて、「そんなの上手くいくわけない」「お前にはできないだろ」などと罵倒されながらも、
有給消化させまいと妨害され、引継ぎが進まないように後任を手配されませんでした。
退職金の支給も遅かったので、家庭の事情など適当に嘘をつけばよかったと後悔ました。
私は仕事環境が悪かったため退職しようと思いました。
理由なく退職届を出すと上司に退職届を受け取ってもらえない可能性があったので、起業を理由に退職届を出しました。
すると、上司から、どんな会社を作るのか、従業員の確保はどうするのか、起業するための資金はどうするのかなど細かいことをたくさん尋ねられて、とても面倒なことになりました。
そう、これなんですよね、面倒なのは。
上司は基本的に自然と部下にマウンティングをとる存在です。
普通に退職理由を伝えても、「それは別の部署じゃできないのか?」とか「その業界はそんな甘くないぞ」とか、とにかく上から攻めてくるんですよね。
そんな時に、具体的にそれなりの回答ができないと、結局、、
もう一度ゆっくり考えてみたらどうだ?
という一言で丸め込まれて前に進まなくなってしまうんですよね。
明確なビジョンが語れないようであれば起業は言わない方がいいと思いますね。
辞めた後に遭遇してしまい・・・
最初の会社を退職しようとした想った理由は会社に将来性のなさを感じたからです。
そんなことを上司に正直に言うことも出来ず、起業という言い訳を思いつきました。
辞める時には覚悟があるなら詳しくは聞かないということで割とあっさり辞めることができました。
しかしその次にプライベートでとある店で上司に遭遇した時、起業のことはどうなってると聞かれました。
もちろん嘘なので答えにこまってしまい、こまった挙げ句人を外にまたせてるとまた嘘をついて逃げました。
これは気まずいですね(笑)。
あれ、起業したんじゃなかったの?みたいな。こういうリスクもありますね。
辞めた後にたかられて、、、
退職理由は人間関係で揉めたことです。起業を言い訳にして会社を辞めたところ、
かつての同僚から電話がかかってきて、起業するくらいの金があるなら貸してくれと言われたことがありました。
嘘だし、金など多くはもっていません。起業が嘘ということを伏せた上で断るのは大変ストレスでした。嘘は後で身を苦しめると想いました。
あーこれはめんどいですねぇ、、、
起業って軌道に乗ってくればほとんど何もしなくても収入があったりしますが、
最初のうちは会社で働くよりも全然ハードモードですから、人にお金貸すような余裕なんてないんですけどね。
タイミングが悪くて・・・
脱サラしてコピーライターとして独立起業しました。
退職する前に自部署の課長にその旨を伝えたところ、私が係長に昇格したばかりだったこともあって怒られました。
課長の推薦もあって2ヶ月前に昇格したばかりだったからです。
それを裏切るような形になってしまい、退職を思いとどまるように散々話し合いをさせられました。
退職を申し出る時期が悪かったと反省しています。
さて、いろいろと体験談を紹介してきましたが、やっぱり起業は理由として言わない方がよさそうですね。
体験談では、建前の理由として起業と言っている人も多いですが、
僕の場合は退職したいと思っていたらいつの間にか本当に起業していました(笑)。
話は少し変わりますが、最後にそんな僕の体験談を紹介していこうと思います。
退職した過ぎて本当に起業してしまったmiyanoの場合

僕の職場は、
という上司ばかりの環境でした。ムカつくのを通り越してもはや意味不明です(笑)
せっかく先人がいろんな仕事に挑戦して貴重な失敗をして学んだことがあるのに、それを伝えないなんて本当に意味不明ですよね。
ただ、昔の僕もそうだったんですが、
こんな理不尽な上司たちとは関わりたくない!いっそのことこの会社辞めてやりたい!
と思って、退職理由もいろいろと考えていたんですが、
働かないと生活が成り立たないし、転職したとしても今よりいい条件の会社が見つかるかどうかも分からないし、結局ずるずると退職を言い出せない日々を送っていたんですね。(1年間も言い出せませんでした。笑)
でも一方で、その現状を諦めたら、人生自体をあきらめた気がしてそれだけは絶対に嫌だとも思っていました。
なので退職を言い出せる方法をいろいろと考えて、最終的にある方法にたどり着きました。
会社を辞められない不安を全て潰せばいいと思ったんですね。
そうすれば、『会社を辞めない理由がないし、適当に退職理由を言っておけば大丈夫っしょw』という無敵状態になれるだろうと思ったんですよ。
ということでまずは、今の仕事を続けなければならない理由を全て具体的に書き出してみることに。
僕の場合は、
・給料が下がる不安
・世間体
・転職しても興味のある仕事に就けるか不安
という3つの不安がありました。
書き出してみるとわかると思いますが、案外今の仕事を続けなければいけない理由ってそんなにないんですよね。
そして、それらを全て潰していけば、今の仕事を続ける理由はなくなって、すぐにでも退職の意志を伝えられるわけです。
これらの不安を潰すために僕がやってきたことをそれぞれ紹介していきますね。
給料が下がる不安
まず1つ目に、『転職したときに給料が下がるんじゃないか?』という不安がありました。
でも不安が漠然としていたので、当時の僕は、まずお金や収入について軽く勉強してみることにしたんです。
その中で、給料や収入ってその人の市場価値、つまり「世の中にどれだけ価値を与えることができるか」で決まってくるということに気付きました。
であれば、スキルを身に付けて自分の価値を上げていけば収入が下がる心配もないだろうと思ったんです。
例えば、弁護士や医者なんかは、多くの人が持っていない知識や技術や経験を持っていて、それが世の中に大きな価値を提供できているから、給料が高いわけですよね。
でも現実問題、何かちょっとした資格を持っていたとしても、給料が大幅に上がるかと言うとそうでもないですよね。
それに、貴重な資格を取得しようと思ったら、予備校に通ったりするお金や、膨大な時間がかかります。
だったら資格とか遠回りせずに、自分で直接お金を稼げるスキルを身に付ければいいのでは?と思い立って、ブログを始めてみることにしました。
今考えると割と極端な選択だったと思いますが、当時割と追い込まれていた僕は、それくらいしないと現状を変えられないと思ったんでしょうね。
そして、今ではこの選択をして本当に良かったと思っています。
具体的にはこんなことをやっています。
- 記事を書いて情報を発信
- メルマガの読者さんに対して発信
- 他のブログやメディアのメンテナンス
プロフィールに書いてあるように、半年のアメリカ出張があったり、残業100時間だったりした中でも、20万円くらいは稼げるようになりました。
(その過程はプロフィールで赤裸々に語ってますのでよかったら見てみてください笑。)

世間体
気にしない人もいると思いますが、僕は結構世間体を気にしてしまいました。
でも、これは上で書いたブログをしていく中であっさり解決しました。
自分でビジネスをやっていると、同じようにビジネスに取り組んでいる人達にも出会う機会があります。
そういった人たちと話していると、「転職どころか、会社に勤めていなくても世間に流されず自由に生きている人がいる」ということをリアルに感じることができたんです。
例えば、もしあなたが転職したいけど何かしら不安を抱えているのであれば、実際に転職した人に体験談を聞いてみるといいですね。
転職した未来をリアルに感じることができて、不安も解消するのでお勧めです。
転職してもやる気の出る仕事に就けるか不安
最後に、「違う仕事をしても、興味のある仕事に就けるんだろうか?」という不安です。
そもそも「自分が興味を持てて、ワクワクしながら取り組める仕事って何だろう?」ということですよね。
恥ずかしながら僕は今まで、「何も考えずにレールの上を歩いてきた」ので、どんな仕事に興味が持てるのかわからなかったんですね。
これは、自分の強みを診断して把握することで解決しました。
自分の強みを把握→強みを活かせる働き方へシフト
こんな感じですね。単純なことですが、結構重要です。
というのも、自分の強みや得意なことを活かせない仕事では、イキイキと働くのは難しいんです。
例えば、自分が『初対面の人と話すのが苦手』なのに、飛び込み営業の仕事をしていたら、絶対に続かないです。
あとは、『物事を深く掘り下げるのが苦手』な人が研究職をしても、力は発揮できないはずです。
このように、自分に向いていないことを無理やりやろうとしても苦しいだけなので、自分の強みは把握しておくといいですよ。
今の仕事に不満があるなら、それはあなたの強みが発揮できていないのが原因かもしれないです。
僕も、自分と向き合えたおかげで、こんな感じでブログを書いて生活する働き方に移行することができました。(このブログも仕事の一環です)
なので、あなたにも強みや得意なことを活かしてイキイキ働ける仕事があるはずです。
『俺って今の仕事向いていないんじゃないか?』って方は、まずは自分の強みを見つけることから始めてみましょう。
自分の強みを見つけるための本
1度きりの人生、後悔のない選択を
カフェのテラス席でドヤ顔でブログ更新中の僕。
ということで、退職したさ過ぎて本当に起業してしまった男の物語でした(笑)。参考になる部分があれば幸いです。
ちなみに僕の建前の退職理由は、「今の仕事にモチベーションが湧かず、別の分野でやっていきたい」というやつです(ある意味嘘じゃないですねw)。
もし、僕のように自信を持って退職して、PC1台で”誰からもやらされない働き方”で生きていこうと考えている場合は、
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僕と同じように退職のキッカケにしてみてください。
最初にも書きましたが、お金をかけてもいいなら『退職代行サービス』を使うのが一番楽です。
これなら上司と一言も話さずに退職できるので、わざわざ退職理由を考える必要もありません。

