ブログ記事をリライトして改善しようと思うんだけど、何を見て、どう改善すればいいか知りたいなー。
こんな方に役立つ記事です。
記事を書いたら書きっぱなしにせず、PDCAを回して改善していくことが重要です。
今回は、リライトする際にチェックするポイントについてまとめてみました。
ブログ記事のリライトの目的

具体的な方法に入る前に、リライトの目的について確認しておきます。
リライトの目的は狙ったキーワードで検索順位上位をとるためです。
案外、『記事を見直してたら気に入らない部分があった』などの、雰囲気や気分でリライトしがちなので意識してみてください。
ブログのリライトで改善しやすい項目は以下の2つです。
リライトで改善する項目
- 記事の滞在時間
- 記事タイトルのクリック率
これらは数値として見られるので効果が図りやすいですし、改善効果も高くなってきます。
ブログ記事のリライト方法:記事の滞在時間の改善方法
記事の平均滞在時間は、グーグルアナリティクスの『行動→サイトコンテンツ→すべてのページ』で見ることができます。
滞在時間の改善方法
- 短い滞在時間の記事はファーストビューを改善
- それ以外は本文をリライト
※ただし、カテゴリーページやお問い合わせページなど記事以外のページは除きます。
短い滞在時間の記事はファーストビューを改善
平均ページ滞在時間が30秒以下と極端に短い場合、ブログの書き出しやファーストビューでかなり離脱されている可能性が高いです。
ファーストビュー離脱原因
- タイトルと記事内容があっていない
- 前書きが微妙だった
まず、記事タイトルを見て期待される記事内容と、目次に載っている実際の記事内容があっているかチェックしてください。
あっていないと『この記事では悩み解決できなさそう』と判断されて離脱の原因になります。
また、魅力的な前書きにすることも心掛けてみて下さい。
特に記事の悩みに対する実績をしっかり示すのがおすすめです。
基本的にはこちらの記事の前書きの書き方に沿って書けばOKです。

それ以外は本文をリライト
大人が1分間に読める文量は平均で800文字程度と言われています。
なので、例えば3000文字の記事で平均ページ滞在時間が1分程度の場合、記事の1/3程度で離脱されている可能性があります。
記事の文字数にもよりますが、滞在時間が2分以下の記事は本文中でよく離脱されている可能性が高いです。
こちらの記事設計や記事本文で説明している点を満たしているかどうかチェックしてみて下さい。

もしヒートマップツールを入れている場合は、本文中の熟読されていない見出しを削除したり、読まれている見出しを上に持ってきたりすることで改善できます。
ブログ記事のリライト方法:記事タイトルクリック率の改善方法
検索順位はある程度出ているのに、あまりクリックされていない記事も、改善でアクセスアップ効果が大きいのでチェックしていきましょう。
Google Search Consoleを開き、クエリを見ます。
注目するのは、各キーワードの掲載順位とCTRです。
クリック率が高いか低いかは、下記の2017年の調査を参考にしてみてください。
掲載順位とクリック率
掲載順位 | CTR |
1位 | 21.12% |
2位 | 10.65% |
3位 | 7.57% |
4位 | 4.66% |
5位 | 3.42% |
6位 | 2.56% |
7位 | 2.69% |
8位 | 1.74% |
9位 | 1.74% |
例えば、検索順位が1位でCTRが21%以上あれば、検索ニーズに対して適切にタイトルやディスクリプションが設定できていることになります。
逆にこのCTRより低い場合は、改善の余地ありです。
クリック率が低い原因
- 読者がタイトルを見て「この記事には求めている情報がない」と判断している
- 読者がメタディスクリプションを見て「この記事には求めている情報がない」と判断している
このどちらかです。
その場合は、上位表示されているライバルサイトをチェックして、読者ニーズがずれていないか、どのようなタイトルとディスクリプションになっているかチェックし反映していきましょう。
基本的にこちらの記事で解説したポイントを押さえればOKです。

ブログ記事リライトの注意点

リライトは2~3か月間隔でOK
ショートレンジキーワード等のトレンドを狙ったキーワードや、ライバルが少ないキーワードを狙った場合は比較的早く評価されます。
なので、キーワードの旬が来る前にできる限り順位を上げる工夫をしたほうがいいです。
逆に、ロングレンジ系のキーワードは、ライバル不在の穴場キーワードでもない限り評価されるまでにだいたい2~3か月ほど時間がかかります。
例えばこの『仕事 してるふり』というキーワードを見ると、投稿してから2位に上がるまで約4か月間かかっています。

なので、ロングレンジのキーワードに関してはリライトは2~3か月に1回くらいで大丈夫です。
ちなみにリライトするためには、それまで掲載順位を追ったり、アクセス解析ツールを導入しておく前提です。
まだ導入されてない方はこちらの記事を参考に導入してみてください。



変更要素は1つずつ
一度に何か所もリライトしてしまうと、どの変更によって数字が変わったのか分からなくなってしまいます。
リライトの変更箇所は1か所ずつにするのがおすすめです。
トレンド記事の場合のチェック項目
- ライバルチェックの際に設定した文字数は越えているか
- ライバルサイトと比較してコンテンツ量は足りているか
- 見出しにキーワードは入っているか
この辺りをチェックして、不足していれば追記していきましょう。
ライバルが少ない前提ですが、トレンドの単発記事の場合は基本的に文字量、コンテンツ量をごり押しすれば上位取れます。
【重要】そもそも順位が低い場合は
本記事で紹介したリライトポイントは、基本的に検索順位20位以上でリライトによって順位上がる可能性があるのもに有効だと思っています。
検索順位が20位以下の場合、そもそも下記ポイントが原因であることが多いです。
順位が低い原因
- ライバルが強すぎる
- キーワードに関する網羅性が低い
- サイト全体の記事数が少ない
- 内部リンク不足
いくらいい記事を書いても、そのカテゴリーに数記事しか入っていなかったり、関連性のある記事や内部リンクが少ないと順位が出ないことが多いです。
その場合はカテゴリー構成や関連記事の投入を検討しましょう。
記事をリライトしたら再インデックスしよう
記事をリライトしたら、投稿した時と同様、手動でGoogleにインデックス依頼をかけていきましょう。

アフィリエイト全般はこちらにまとめていますので併せてご覧ください。

