特化ブログは、その名の通りあるジャンルに特化したブログです。
どのジャンルで記事を書いていくかが収益の大部分を決めてくるので、ここはある程度時間をとって考えていきましょう。
ちなみに月収5万円程度であれば、そこまでガチガチに選定しなくてもごり押しで達成できます。
ですが、より効率よく達成するためにもこの記事のポイントを押さえてジャンルを決めていきましょう。
Contents
Step 1. 洗い出し
『自分の好きなこと、得意なこと、知識のあること、過去悩んでいて解決したこと』を書けるだけ書き出してください。
20個くらいは出てくるといいですね。
思いつかなかったら下記のような質問を自分に投げかけてみてください。
- 好きなことは何?
- 習い事をしていた経験は?
- 部活やサークルでやっていたことは?
- 初心者に教えた経験があるものは?
- ハマっているものは?
- 過去にハマっていたことは?
- 夢中になれることは?
- 資格や実績をもっているものは?
- 苦労した経験があるものは?
- 自分の仕事は?
例えば僕だったら

こんな感じです。(実際はもっと出してみてください)
特に、自分が経験談や体験談を語れる分野が書きやすいです。
恋愛、勉強ノウハウ、メンタル系、職業に関することなどなど。
例えば、本業が営業職であれば、
- 『現役営業マンが語る、営業に向いている人の特徴5選』
- 『営業職になりたい人が取るべき資格まとめ』
他にも、海外出張が多い仕事の人であれば
- 『海外出張にお勧めの持ち物まとめ』
- 『英語話せないのに海外出張!エンジニアのための短期勉強法』
みたいな記事も書けますよね。
体験や経験はあなたにしか書けないオリジナルなコンテンツになりますので、他のブログやメディアと差別化できるポイントになります。
僕のコンサルティングを受ける方は、ワード、エクセル、スプレッドシートなど、何かしら僕に共有できる形で書き出していただけるとスムーズです。
Step 2. ちょっと抽象度を上げてみる
洗い出したものの中で、具体的過ぎるジャンルに関しては少し抽象度を上げてみましょう。
具体的過ぎるジャンルだと、記事ネタが少なくなってしまいます。
例えば、”アボカド”だと記事ネタがほとんどないので、”料理”とか”健康にいい食品”とか抽象度を上げてみましょう。
Step 3. 避けた方がいいジャンルを消す
アフィリエイトを軸とした特化ブログに向かないジャンルがありますので、それは消していきます。
YMYL関連
- 投資・仮想通貨
- 健康・医療
- 法律関係
アドセンス審査に受かりにくいジャンル
- アダルト
- ギャンブル・アルコール・タバコ
- 暴力的・差別的なジャンル
- その他禁止コンテンツ
競合が強いジャンル
- 脱毛
- クレジットカード、キャッシング
- 不動産関係
その他
- 2chまとめ
(僕の例に限らず)実際のところ、この時点で残ったものであれば、基本的にどれを選んでも記事数をゴリ押せば月収5万円程度はいく可能性はあります。
とは言えまだ候補が多すぎるので、より効率のいいものに絞っていきます。
Step 4. 絞り込みを行う
下記の4ポイントを考慮してジャンルを絞り込んでいきます。
- 自分が好き・興味をもって書けそうなこと
- 新しい言葉(キーワード)が生まれ続ける
- メイン(主)キーワードの数が多い
- サブ(副)キーワードの種類が多い
②~④に関しては動画で解説してみました。
②~④は全て当てはまる必要はないですが、①だけは外さないようにしてください。
絞り込みと言うよりかは、『どれが一番いけそうか』の順位をつけるような感じですね。
まず1個のジャンルについて書いていって、ネタに詰まったら別のカテゴリーを追加して書いていけばいいので。
初心者の内は1ジャンル特化ではなく、数ジャンルのカテゴリーがある『雑記ブログ』のような形で始めていく方がハードルは低いです。
確かに、1つのジャンルに特化したブログは、その分専門性が高いので収益性も高いです。
しかし、1ジャンルに特化する場合は、この時点で狙う商材や、狙うビッグ/ミドルキーワード、カテゴリ、階層設計などをする必要がありますので、僕は初心者にはあまりおすすめしていません。
もし1ジャンルで20万円~100万円程度の規模を目指すのであれば、この時点でジャンル自体のボリュームと競合性も気にしないとダメです。
マイナーなジャンルだと、どれだけ記事を書いてもアクセス数が頭打ちになりますし、競合が強すぎるジャンルではキーワードが狩りつくされていることもあるので。
Step 5. ターゲットとポジションを設定する
最後に、ブログのターゲットとポジションを明確にしていきます。
要するに、自分のブログは
「誰」に、「どんな価値」を提供するか。
を決めることです。
別に決めなくてもブログは書けますが、決めておいた方が圧倒的にやりやすくなります。
- ブログ全体に一貫性が生まれる
- ありきたりな記事にならない
- 共感してもらいやすい
- 記事ネタを洗い出しやすい
例えば、僕のこのメインサイトでは
ターゲット:20代前半の男性会社員。敷かれたレールの上を歩いてきて、何となく就職してしまい、興味のない仕事や、やらされる働き方に疲弊してしまった人。
ポジション:自分の好きな仕事や、価値観に沿った仕事をするための情報を提供する。
ターゲットは要するに、昔の自分ですね。
まずは昔の自分をターゲットにすると書きやすいです。
こう設定することで、ブログの記事は基本的に「ターゲットが、もっと自分の好きな仕事や価値観に沿った仕事をするためにはどうすればいいか?」というポジションで書かれることになります。
つまり、記事のゴールが決まっているので、ブログ全体に一貫性が出ます。
また、1ジャンルに特化していなくても、昔の自分が役立つことであれば別のカテゴリーで書いても一貫性が出ますね。
また、他のサイトと差別化したり、共感してもらいやすい記事を書くことができます。
例えば『退職、挨拶回り』というキーワードで記事を書くとしましょう。
何もペルソナを設定していなかったら、
『退職するときに、どうやって挨拶回りすればいいか、礼儀作法など』
をまとめた、誰でも思いつくありきたりな内容を書きますよね。
でも、ターゲットである昔の僕は『退職するときに、挨拶回りとかしたくない』と思っていました。
なので、『退職するときに挨拶回りしないためにはどうすればいいか』という記事を書いたんですね。
結果、他のサイトと差別化によって2位をキープし続けています。

普通に考えたら『そんなこと書いていいの?』と思うかもしれませんが、ターゲットの欲求から考えたら当然なんですね。
アフィリエイト全般はこちらにまとめていますので併せてご覧ください。

